こんにちは はたみです。
入院中に役に立った物の紹介をしています。個人差があると思うので、私が経験して助かった物を書いていきます。【白血病 入院中ありがたかった物 シーツ】1 【白血病 爪の悩み 解決策】2こちらも参考にしてみてください。
闘病中は口の中の状態や気持ち悪さなどから、食べ物が食べられない日と食べられる日がありました。
食べられない時の方が多かったです。体重も15キロくらい落ちてがりがりになっていました。
頭もハゲチョビンなので「アフリカのどこかの部族みたい。」と思ったことがあります。シャワー室の少し大きめの鏡でピョンピョン飛んでみたりして一人で笑っていました。(これはもう後半で入院生活にも慣れ、わりと軽めの抗がん剤の時です。)
話がそれましたが、それくらい体重が落ちます。最初から体重がたくさんの人だともっと落ちるかもしれませんね。
①全く食べられない時は、「100%のリンゴジュース」が助けてくれました。その辺のスーパーで売っているようなものじゃなくて、ちょっとお高めのスーパーか百貨店に売っているリンゴジュースです。しかも食べかけ、飲みかけは良くないので200mlくらいのものです。
食べ物も食べかけをとっておくのは危険なので、一度開封したものは後からは食べられません。(白血球がほとんどない時は菌に負けてしまい体調を崩します。ちょっとしたきっかけで命を落としてしまう可能性があります。風邪を引いたら肺炎になるのでかなり危険です。だから無菌室なんですね。)
なので、赤ちゃんが食べるお菓子が大活躍でした。
少量で小分けになっていて、口の中でスーッと溶けていくお菓子です。
離乳食前後の赤ちゃんのお菓子に助けてもらいました。
②リンゴジュースが飲めた次は、「たまごボーロ」です。甘いし勝手に溶けるし、大きな口を開けなくていいし。そのうえ糖分が取れるので力が湧いてきます。
極限まで食べない生活が続くと、力が湧いてきたり、代謝が上がる感じが体感できるようになります。たまごボーロを5連のうちの一袋を食べただけでも大汗になります。
③次に食べられるようになった物は、「ハイハイン」です。たまごボーロより溶けたあと少し口の中に残るので、飲み込むという意識が必要です。
この病気の副作用として、口内炎があります。健康な人の普通の口内炎は唇の裏とか舌とか内側の歯茎だと思うのですが、この病気の副作用の場合、歯茎の外側にまで口内炎ができます。前歯の上とか。それがすごく痛いんですー。
救世主登場☆口内炎の薬。
初めて知りました。知ってますか?
口の中に軟膏って、想像できなくないですか?
この薬は口内炎用なのでちゃんと留まってくれるんです。そして朝起きるとだいぶ治っているんです。(個人差はあると思いますが…。)ここでも薬に助けてもらいました。
④そして次に食べられるようになったのが、「かっぱえびせん」です。
昔から胃腸風邪とかすると、かっぱえびせんでした。塩見がいいんでしょうか?ほどよく口の中で溶けていきますしね。
⑤元気が出てくると「フリーズドライのスープ」も助かりました。今はいろいろな味が出ていますよね。少し高いけどおいしいですしね。
入院当初はお椀を持ち込んで、看護師さんにお湯をもらっていました。
こんな感じで、究極の食べ物5選でした。(私の場合スポーツ飲料は受け付けなかったです。)
(点滴で十分糖が取れているっていう噂もありますが…)
入院中食べられなかったので朝食は頼みませんでした。代わりにパンを買ってきてもらっていました。朝から白米を食べる習慣がなかったので、パンを選択しました。
ただ、個包装でなくてはいけなくて、さらに残った分は破棄になるので、この病気になってからだいぶ食べ物を粗末にしました。
運んでくださった病院のご飯もだいぶ残したし…。一口も手を付けられない時もよくありました。匂いでもう駄目なんです。つわりの時と似ていますね。
主治医は「食べられる物を食べればいいんですよ。」っていつも言ってくださいました。毎回私の心の中を読んで助言してくれました。ありがたい限りです。
食べられる食べ物にもたくさん助けてもらいました。
家族がいろいろ考えて個装のお菓子をジップロックに入れた差し入れを何度もしてくれて、ご飯が食べられない時の栄養補給と愛情補給になっていました。
チョコレート、あられ、クッキー、ナッツ類、ドライフルーツ、クラッカー…すべて個装で一口サイズです。探すのも大変だったと思います。百貨店まで探しに行ってくれたそうです。
元気な時は温かいお茶とこのおやつを時間をかけて楽しむのが、唯一のくつろぎ贅沢時間でした。
(ちなみに、こっそり湯沸かし器ーティファールを持ち込んでいました。って、主治医には承諾をいただいていますが、やっぱり堂々とは使えませんでしたよ。電気を使わせてもらいますからね。体裁もあるし。)(無菌室から出ていけないので、お湯が必要な時はわざわざ看護師さんを呼ばなきゃいかんのです。できることは自分でしたいのが、患者のささやかな願いです。)
⑤(おまけ)水筒があると便利でしたよ。温かいお茶を看護師さんに入れてきてもらって、一日中温かいお茶が飲めました。ただ、水筒が洗えないので面会が頻繁な人しか無理ですね。そこで考えたのが、ティファールでした。スープも熱々で飲めるし、へへへ。
今まさに闘病中の方、これから入院予定の方、家族親族の皆さん、少しでも入院生活が快適に送れますように、また快方に向かわれる事を願っています。今は踏ん張って耐えてください。先は明るくて眩しいです。
~病は気持ち次第!退院後のキラキラな自分を描いて~
今日もお時間 ありがとうございました。