保育園に来るサンタクロースは誰だ?職員の努力の結果、成り立っています。子ども達には内緒ね。

保育園・子育て支援センター

こんにちは はたみです。 

12月です。待ちに待ったクリスマスです。大人もわくわくしますよね~キリスト教じゃないけど。なんかゴメンナサイ。

保育園でもクリスマス会が行われます。発表をする園もありますね。

 

私立と公立の保育園に勤めていたので、ちょっと比較しながらどちらも書いていきたいと思います。

 

私の勤めた私立保育園の場合、

各年次や各クラスで発表があり親も見に来るといった発表会を兼ねていました。歌と楽器がメインで、年長さんになるとハンドベルやイスに座ってのラインダンスなど担任と子ども達で決めていきます。保育士のけっこう練習が必要な出し物(劇や合奏、口笛やアカペラ)もあったりします。

とても華やかで賑わって楽しい会となります。が、練習練習の日々…。

目標を掲げて達成できた感があれば成長にもつながっていくのですが、必ずしもみんながそうとは限りません。練習よりも遊びたい事がある子もいます、発表自体苦手な子もいます。さて、どうしましょう。保育士さんの腕の見せ所ですね。何とかやる気を起こさせてひたすら応援に徹します。そこで一つ経験ができて乗り越えることができるので自信につながっていきます。

私が勤めた公立保育園の場合、

発表がないので親は見に来ません。その代わりクリスマスソングを全園児で歌ってクリスマスの雰囲気を楽しみます。保育士のお楽しみの出し物(合奏やペープサート1)もあったりしてほんわかとしています。全園児で行うので異年齢の繋がりも持てます。

 

余談ですが、発表会(年に何回あるか)の有無が園選びの参考にできますよ。

誰のための発表をするの?

得られる経験はうちの子にとって必要?

毎日のたくさんある時間を何をして過ごす?

我が子にとって何が必要か、どんな経験をさせたいか。

ただ、地域に一つしか園がないとか、通勤の途中に園があって送迎にちょうど良いとか、遅くまで預かってくれるから都合が良いとか生活とのバランスも大切ですよね。そこはお母さんが納得して決めたものなので自信を持ってください。そしてそこの園で思いっきり楽しんじゃってくださいね。

 

私は毎日の生活と遊びが一番大切で、何よりもそれが心を育てていくと思っています。(そう考えると仕事から帰って来た時の子どもへの対応に、だいぶ反省しなきゃいけないことだらけだけど…。)

 

さてさて、どちらもサンタクロースさんが来てくれなきゃですね。

変装と言っても年長さんに見破られないようにしなきゃいかんのです。なのでおじさんかおじいさんでなきゃいかんのです。毎年探すの大変でした~。(今はわり切って園長先生=おばさんがする園もあるみたいですね。うん、それがいい。)

地域のボランティア活動をされているおじいさんや、民生児童委員のおじいさん、しまいには職員の家族が登場する時もありました。

そして当日は声でばれてしますので、「恥ずかしい」「風邪を引いた」「英語だから」などを理由にして司会の保育士にこしょこしょ話でなんとか乗り切る。こんな感じです。

 

子ども達の夢を守りたいですもんね。  

 

反面、中学生の息子はいまだにサンタさんからのプレゼントを要求してきます。次男は最近正体が分かったようです。第三子の長女はウキウキ気分です。

みなさんのおうちではもう準備しましたか?うちもそろそろ動かねば☆

 

クリスマスの本当の意味はそっちのけ スミマセン。

今日もお時間 ありがとうございました。

  1. ペープサートとは「Paper Puppet Theater」ペーパー・パッペト・シアターの略で棒付き紙人形を使う人形劇のこと。 ↩︎