心をこめる 時短テクニックの疑問 内観

日常

こんにちは はたみです。

今年もゆるりとブログを進めてまいります。よろしくお願いいたします。

 

 

洗濯物を畳まずにそのままタンスの引き出しに入れる時短テクニックに、前から疑問だったのですが、みなさんはこの方法をご存じでしたか?

 

 

白血病で入院している間、家事は全てだんな君がやってくれていました。ご飯の用意も片付けも買い物も洗濯も…何から何まで全てです。

その中で「洗濯した物を引き出しの中に入れるだけ戦法」をとっていたようなんですが、退院後の私には体力がなくて自分でできないから文句は言えないのですが、なぜか気持ちがもやもやしていました。

 

 

そして昨日その理由が分かったんです。なんと4年越しにです。

ずっとひっかかっていたんです。

私にはとても気になってこだわりの部分だったのかもしれません。

 

それは「気持ちがこもっていない」という事でした。

効率的には良い方法かもしれませんが、なんとなく嫌なんですよね。

 

畳む時に何かを祈ったり考えたりする事はなかったのですが、これは長男のズボン、これは次男のシャツ、これは娘の靴下…と想いながら畳む時間が好きです。(あ、もちろんこれはだんな君のパンツと思いながらです。)

この感覚に共感してくださる人はいないかな~。だんな君には伝わりません。残念。

 

 

 

ずっと昔に「オーラの泉」というテレビ番組で、船越英一郎さんの元奥さん松居一代さんがおっしゃっていました。「念をこめる」って。

子どもさんがアトピーだったかで、熱消毒のため全ての衣類にアイロンをあてているとの事。その時に船越さんのおパンツの大事な所にジューっとアイロンをあてて「ほかの女の人がさわりませんように」って念を入れていたそうです。

私はその時には気持ちが分からず「笑い話やん」って思ったのですが、この年齢で家族を持つと松居さんの気持ちが分かるようになりました。

 

「ご武運を祈ります。」って、武士でもないけど。そんな気持ちです。

 

アイロンはめったに使わないけど、洗濯物を畳む時には手の平をアイロン代わりにしてピシって畳むのが好きです。やっぱり「心をこめる」って大事ですよね。これからも家族の安全をこめていきたいと思いました。

 

 

 

どうしてこの事に気づいたかというと、元旦に起こった大きな地震からです。

私の地域でも震度4くらいあって、次男と机の下に入って横揺れがおさまるまでじっと耐えていました。

 

 

その日のお風呂で被災地の方々へのお祈りをしていたら、「心をこめる」という本当の意味が分かったんです。

説明が下手で伝わりにくいかもしれませんが、これが本当に「心をこめる」という事がストンと入ってきたという感じです。今まではお祈りしたり願ったりしても口だけだったんだなーという事です。

これは感覚的な事なので経験した人にしか分からないかもしれませんが、こんな人もいるんだなーと思ってくれたら幸いです。

 

なかなか内観が出来ないのですが、時々このようにふっと気づいていけたら嬉しいです。

 

 

 

そして楽しみにしていた初夢が「娘が奉公に出される」という悲惨な夢でした。(新年早々、初夢では見たくない夢です。地震からの不安の表れだったかもしれませんね。)

ここでも毎日の「あたりまえに家族がいる」という事を再認識するきっかけとなりました。

 

この大きな地震で「あたりまえはあたりまえじゃない」という事を教えていただきました。

(私の尊敬する大先生にもラインで教えてもらったばかりです。また書きます。)

心を上に向けて、踏ん張って、一日一日を大切に過ごしていきましょう。

 

 

~命は時間~

今日もお時間 ありがとうございました。

 

能登地震で被災された方々のご冥福をお祈りします。