白血病 入院中の時間のつぶし方 元気がない時バージョン

白血病

こんにちは はたみです。

この前【白血病 入院中の時間のつぶし方 元気がある時バージョン】を書きましたが、今回は【元気がない時バージョン】です。

 

「元気がない」=「体調が悪い」

体がしんどい時ですね。

 

白血病もいろいろな薬(点滴や飲み薬)を使って戦っていきます。

点滴で強い薬を入れる時は、つらくないようにと「吐き気止め」も一緒に入れてくれるのですが、それでもやはり気持ち悪くなります。あとは、輸血の時かな「アレルギー」に反応しないような薬を入れてくれるのですが、柔らかい皮膚の部分がかゆくなったりもしました。(この表記がへんてこりんでしたらごめんなさい。)

このように患者が少しでも苦しくないようにと、いろいろ配慮してもらいました。ありがたいことです。

(詳しい薬の名前や入れるタイミングなど、必要な方はお医者さんの記事で確認してくださいね。このブロブは【恩返しブログ】なので患者の気持ちを伝えたり、助けてもらったことを書いています。少しでも今戦っている方に共感してもらえて励みになってもらえたら嬉しいです。)

 

 

なかでもつらかったのが、「寒気と発熱」の繰り返しです。

 

高熱は下着まで汗でベタベタになるくらい汗が出ました。

高熱もつらいのですが、寒気がひどくて本当につらかったです。

 

点滴が常温で体が冷えるのもそうなんですが、熱が上がる前のあの寒気、そうインフルエンザと同じ感じです。あのインフルエンザのような寒気と発熱の繰り返しが何度も何度も続くんです。

 

これは耐えるのに必死でした。

 

最初はカイロを貼ってみたのですがほとんど効果なく、看護師さんに相談したら湯たんぽを貸してくれました。ありがたかったけど、これまたあまり効果がなく寒くて寒くて凍えていました。

 

あまりにも寒すぎるのでまた相談したら、「電気毛布がしまってある!」と思い出してくれて探してくれました。ありがたや~。

これがもうピカイチ☆

あたたかくてあたたかくて。

やっと生きた心地がしました。

1人の患者のために探してくださって、本当にありがとうございました。

そこからは手放せません。この電気毛布はお守りでした。安心をくれました。

(私の場合普段の血圧が100/50をきるくらい低いのでその影響で寒いのもあるかもしれません。素人考えですが。)

 

こうやって看護師さんたちのおかげで高熱も寒気も吐き気も何とか耐えることが出来たんです。

これには「耐えた先には病気が治る。」というがあったからできた事だと思います。

 

「治る薬がある」ってすごいです。

 

私のかかった白血病の型は、昔は「予後の悪い型」だったのですが、良い薬が発見されたという事で「予後の良い型」に変わったそうです。

治す薬があるって幸せすぎです。 

 

 

 

 

一度大部屋になった時に向かいのベットの方が「膠原病」という難病指定されている病気で「治る薬」がないそうです。ステロイドで進行を抑えるかゆっくりするかくらいしかできないと言っていました。同じくらいの年齢の女性です。(八代亜紀さんの事でもこの方の事を思い出させていただきました。ご冥福をお祈り申し上げます。)

…聞いた時ショックでした。

自分の病気が大きな病気だと思っていたけど、治す薬がない病気もあるなんてショックでした。無知でした。

 

ここでも生かされていることに気づいたし感謝の気持ちが溢れてきました。

 

愚痴や文句を言っているうちは、まだまだですね。

「感謝」があれば何もかもが「ありがたい」になります。

 

この気持ちを忘れないように毎日を大切に生きていきたいですね。

 

~医学の進歩にも感謝~

今日もお時間 ありがとうございました。