こんにちは はたみです。
白血病の診断と治療から2週間目。最初の7日間入れっぱなしの抗がん剤はヒ素みたいなものなんですね。主治医が教えてくれました。「ヒ素」だなんて本当に怖い…。それくらい強い薬じゃなきゃ白血球を無しにできないですもんね。思い出すだけでどーんと重たいです。
1週目は「寒気と高熱」に耐えた週でした。
2週目は「下痢」との戦いでした。
人間って、口から入ったものがおしりから出てくるから体全体が「パイプ」みたいだな~と思ったもんです。
点滴でいろいろ入ってるので尿の回数も多いです。
便の回数も一日に6回~11回が3日続いておしりが痛いです。軟便なので気を抜くとヤバいですしね。歳をとってからのこの治療はおむつが必要かもしれません。そんな時は安心のためにおむつや生理用品なんかを利用するのも手だと思います。
今回は「便が出る」苦しみでしたが、もう少し先には「便が出ない」という苦しみも経験しました。こちらもすごく苦しかったです。が、私なりの改善策?がありますのでまた書きます。
なんで2週目で便がよく出たかというと、食べられるようになったからです。1週目は体調不良すぎて寝てばっかりでしたし、そんな時は食欲も落ちます。なので食べられるようになったので便の回数が増えたというわけです。
ちなみに、
1週目はほとんど食べてないのに、点滴で体重が2キロ増えていました。
2週目は下痢だったので4キロ減りました。
3週目は気分の落ち込みから食べられなくて2キロ減りました。
4週目は気力が無くなったのか1キロ減りました。
5週目は精神的に限界で1キロ減りました。
これで1クールです。私の白血病の型は全部で5クールあります。長いけどゴールが見えていたのが救いであって励みであって頑張れました。
1・3クールは完全無菌室の孤独との戦いです。
2・4クールは大部屋で面会もわりと出来て耐える期間です。
5クール目はどうでしょう進行具合によるのかな?私の場合は無菌室でした。
白血病にもたくさんの「型」があっていろいろなパターンがあると思います。うまく治療が進む場合と薬がなかなか効かない場合と本当にいろいろだと思います。
(このブログは患者の気持ちや思考の変化などをメインに書いていますので、治療の進み方などを知りたい方はお医者さんの記事をご確認くださいね。)
たくさんの方に読んでいただいて少しでも、ヒントになったり心に希望が持てましたら嬉しいです。病気と分かった時はびっくりするしショックなんだけど、貴重な経験が出来て自分が生まれ変われるチャンスだとも思います。
すべてをネガティブにとらえず、チャレンジする気持ちで乗り越えていってください。その先に何があるかはお楽しみです。
~生きていく中で大きなものに気づけます~
今日もお時間 ありがとうございました。