こんにちは はたみです。
白血病発症後、やっと5年がたちました。
寛解してさらに2年間は薬を飲みます。毎日ではないけど、数カ月ごとに飲みます。これが厄介で、体調がかなり不良になります。
職場の上司の理解があって、私の場合はゆっくり仕事をさせてもらえました。
この前定期検診に行った時に、主治医から提案がありました。
まず、ありがたいことに、いつもの通りな感じで「白血病の再発はみられません。」といただきました。
次にこれもほぼ毎回で「コレステロール値が少し高いですね。」「はい、気をつけます。」
そして次に「CRPが高くなってきています。一度検査されるといいですね。せっかく白血病が治ったのだから、もし何かあるなら早いうちに見つけたい。」と言ってくれました。
「例えば鼻腔に炎症があるとか。何があるか分からないので。」
と言って教えてくれたので、CTを撮って調べてもらうことにしました。
が、見てしまったんです。
先生がパソコンでCTの予約と依頼をかけているのを。
「悪性腫瘍等を見つけるため」と入力しているではないですか(゚Д゚;)
「先生…。」
確認しましたとも!
「先生、先ほどは分かりやすく花粉症に例えて伝えてくれましたが、癌とかもっと大きなものを探すためですよね?」
先生は一瞬困った顔をしましたが、すぐに切り替えて、
「はたみさんの年齢と性別を考えると、婦人系の病気を疑います。」と。
「乳がんや子宮系ですか?」
「はい。」ひょえ~。
そして続きがあったんです。
これは、私だけでなく今までで白血病を寛解してきた人や、今戦っている人にはとてもショックな事なので、知りたく無い方はこの先は控えてくださいね。
まだ予測の段階か、実例の数が揃ってきた段階かなんでしょうが、どうやら白血病の治療に使った強い薬(トリセノックス等)ががん発症につながるかも、という事が分かってきているそうです。
というのも、私の白血病の型「急性骨髄性白血病ー急性前骨髄球白血病」は白血病の中でも一番治らない病気で、新薬が発見される前はほとんどの方が亡くなる病気だったそうです。
夏目雅子さんや本田美奈子さんの時代には新薬が間に合わなかったという事です。残念ですが。
お悔やみ申し上げます。
新薬が発見されて使われるようになったものの、ここ最近なのでこの薬を使ってこの先どうなっていくかのデータがまだ揃っていないみたいですね。
そりゃそうだ。
すべて納得がいく説明でした。
なので私のこの数値には何か意味があるようです。
7月に検査を受けるのでまた聞いてください。
拾ってもらった命なので、贅沢は言えないけど、まだまだ健康で生きていきたいです。
なのでCTをとってもらって、定期的に血液検査をしてチェックしてもらって、悪いものがあれば戦ったり共存したりと対策をとりながらでも生きていこうと思いました。
「私は運がいい、守られている。」と思い込んで生きていきます。
~在るものに目を向けていきていくさ~
今日もお時間 ありがとうございました。