こんにちは はたみです。
だんな君側の話を聞いたのは、初めてでびっくりしました。内臓からの出血…って文字にするだけでもオソロシイ。
私の思いついた「出血が止まらない」は、外傷であって内臓とは思いもつかなかった!
なるほど。納得。
そりゃ内臓から出血が止まらなかったら危険ですわ。素人でも分かる。知らなくて良かった~。
だからあんなにも先生達は緊張感を持っていたんですね。しみじみです。(患者には不安になるから言わなかったのかな~?)
しかも以前、先生の患者さんは残念な結果だったようで、余計に動いてくださったんですね。知らなかったとはいえ、感謝が足りなかったです。改めて、ありがとうございました。
だんな君が戻ってきて少ししたら、救急隊が二人サササッと現れ、細長い担架をベッドの横に配置するんです。
先生が「今から急いで市民病院へ搬送します。」と。
(せめて車いすではいかんですか?何なら歩けますけど?)と思っている間に、救急隊の「せーのっ!」の掛け声で担架に乗せられ、頑丈にベルトを何か所かしめられ、あっという間にエレベーターの前でした。(ベルトが当たる部分にはタオルを巻いて、たぶん内出血を防いでいたように思います。)
エレベーターの前で、足からだったか頭からだったか忘れちゃったけど進む向きが決まっているようで、「こっちから!」と荒い声が聞こえてきていました。(どっちでもいいですよ~穏便にいきましょう~)
周りにはたくさんの看護師さんやお医者さんがいて(みなさんお仕事は?と思うほどでした)、見送る皆さんの目が、憐れむような目で、いやだなーそんな目で見ないでよ~と思ったのを覚えています。
一人のおばさん看護師さんは歩み出てきてくれて、手を握って「頑張ってね。」と言ってくれました。その時は闘病生活があんなにも大変だとは思っていなかったし、どんな治療があるかなんて想像もしていなかったので、「はーい、ありがとうございました。お世話になりました~。」くらいの感覚でした。
きっと携帯電話で調べなかったのが良かったんだと思います。心配という大きな荷物をはじめから背負わなかったのが良かったかなー。
エレベーターの前で家族と別れたのですが、笑顔で手を振っていたので子どもたちは、なにが起こったか理解できなかったと思います。
~その人の感じる角度で物語が変わってくる~
今日もお時間 ありがとうございました。