翌日仕事を休んで、紹介してもらった隣の県の医療センターに向かいました。
山がすぐ近くにあって、その病院のあたりだけとても穏やかな空気感だったのを覚えています。
何棟かある施設で、窓に柵のついた棟もあったり、母子通園の施設があったりと自分が住んでいる所とはまた違った雰囲気の場所でした。なぜだか神聖な気持ちになりました。
総合受付で受付を終え呼ばれるのを待っていると、わりとすぐに呼ばれました。
初めましてのお医者さんは、ここでもおひげのおじさんでした。優しそうなたれ目で、ゆっくりとお話をしてくれます。
羊水が少ないという事なので、FISH法というのをすることになりました。
おなかにすごく長い針を刺して羊水を取るのですが、それが怖い怖い。力も入ります。
しかもベテランのおひげの先生がしてくれると思ったら、研修医みたいな若いお兄さん先生がするって…。隣におひげの先生がいてくれても怖かった。
針がぶれないように固定を補助する器械が近くに置かれ、仰向きでエコーを見ながら針を刺すポイントを探る。
でも、お腹の赤ちゃんは起きてて動いてる。
…なかなか刺せない。
エコーを見ながら刺せるのを待って、ここだという時にブスリ。
緊張しすぎて痛みはなかったです。
(何度か慌てて「まだ駄目」という事がありました。)
説明では、流産の可能性もなくはないと聞いていたので、無事に終われて良かった。
検査結果を聞きに、翌日に来てくださいとの事だったのでやっと終われました。
帰りは近くのうどん屋さんによってお腹を満たしました。普段の日常を味わえてほっとしたのを覚えています。
~日常が壊れる時は、突然やってくる~
今日もお時間 ありがとうございました。